競売取得のリスク
■競売取得のリスクは下記が考えられます。 |
@全てが買主の負担
裁判所の3点セットがすべてです。入札者は通常物件の内部は見れません、3点セットの写真で判断することとなります。
しかも6ヶ月も前の写真です。通常、鍵の引渡しもありませんので、取得後、鍵を破壊することになりますが、写真との違いにびっくりすることもしばしばあります。現状有姿、物件の瑕疵はすべて
落札者負担です。
入札の前に現場での調査が不可欠です。
A占有者との明渡し交渉
債務者等が入居している状態の物件の場合、明渡し交渉が必要です。すんなりいかない場合、強制執行という手段もありますが、期間(約6ヶ月)と費用がかかります。我々業者は落札後、占有者とのスムーズな明渡し交渉に入ります。これには経験が必要でしょう。
空家であっても荷物をたくさん残したままの物件もあります。
B住宅ローンが難しい
個人が住宅ローンを申込みするには売買契約書が必要です。競売は売買ではありませんので、売買契約書は存在しません。最高価買受人でも所有者と契約を交わしているのではなく、代金納付して初めて所有者となります。裁判所の制度的に登記と同時に抵当権設定ができるようにはなりましたが、通常個人が取得と同時に低利の住宅ローンを取組むのは無理と考えてください。
そこで弊社が一旦落札して、弊社が売主となり、住宅ローンを利用しご購入いただくという手法があります。それには事前審査が必要ですので早めにご相談下さい。
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